プレミアリーグ第4節 アーセナル vs マンチェスター・U なぜマンUは負けたのか

9/3 Emirates Stadium, London Arsenal
Arsenal 3 - 1 Manchester United


<試合内容>

 アーセナルは、左SBを可変させる昨季の形でボールを支配する。それに対して、マンチェスター・Uは選手一人一人の高いクオリティでマンツーマン気味のブロックを組み、カウンターを狙う。

 

アーセナルについて>

・良かった点

 ジンチェンコの復帰で左SBを可変させることで、中盤の枚数が優位になりポゼッションを高められた。また、サカとホワイトの右サイドが攻撃時活性化した。

・悪かった点

 ハベルツが前線で攻撃に絡めていない。エリア内至近距離で足にヒットしなかったシュートもあったが、この時のようなボックス内への侵入が増えてほしい。ライスは素晴らしい勝ち越し点をあげたが、ビルドアップ時に意味もなく最終ラインまで下がっている。

・今後について

 左SB可変、右SB可変両方のオプションを持てるようになったことで相手に合わせて変更できる強みができた。ハベルツを使い続けることにどんな意味があるのか調べていきたい。

 

マンチェスター・Uについて>

・良かった点

 ポゼッションが強みのチームに対してマンツーマンで人に強く守備に行くことで簡単には崩されなかった。カウンターも選手一人一人のクオリティが高いため効果的なカウンター攻撃ができていた。

・悪かった点

 ビルドアップからの攻撃に迫力がない。戦い方が一貫していないため実力が均衡している相手と対戦するとチーム力の差で負けてしまう。

・今後について

 テンハグは攻撃的なサッカーを目指しているかもしれないが、堅守速攻を武器にした方が良いと感じた。次節ブライトン戦では堅守速攻を徹底したら勝ち点を手に入れる可能性が高いと思う。

 

<なぜマンUは負けたのか>

・昨季からの積み上げで戦っているアーセナルに対して、マンUは戦い方が定まっていなかったため。アーセナルは自信をつけて勝負強くなっているが、ハベルツがフィットしていないことやマンUにされた対策を他のチームにされた時が不安。マンUは堅守速攻を武器にすることが負けを少なくさせると思う。